恋の傷は恋でしか癒せない

・・・もう、消えてしまいたいです。

 

 

にゃにゃ子(以下、にゃ): どうしたの、能面みたいな顔して。

わんこ(以下、わ):  それはほっといて下さい。

 

にゃ: 何かあったの?

わ:  この前、イケメン係長に食事に誘われたって言ったじゃないですか。

にゃ: ああ!あなたが一人で浮かれてたヤツね。

わ:  えっ!まさかにゃにゃ子先輩は気付いていたんですかぁ!?

にゃ: だから、何度も指摘したじゃない。

 

 

 

 

わ:  今朝、イケメン係長に呼び止められまして・・・「とうとう来たか」と思ってドキドキしていたら・・・

にゃ: ・・・・・。

 

わ:  名刺を出して

 

    「ここのお店、妻が働いているイタリアンで、本当に美味しいから!今度行ってみて!」

 

    と・・・。

    「場所が分からないなら、今度一緒に行く?皆も誘って!」だとさ・・・。

 

にゃ: あら、奥様のお店の紹介だったのね。立派に営業されているじゃない。

わ:  ぅ・・・うわ~んっ!!

にゃ: しかもこのお店、結構有名なお店よ。お言葉に甘えて今度皆で行きましょう!

わ:  こっちの感情を無視して話を進めないでくだい。

 

 

マイメロ

 

 

にゃ: こればっかりは仕方ないわよね。係長は相手にしていないんだもの。

わ:  それは・・・わかってますけど。

にゃ: もう次にいくしかないわよね。

わ:  そんな簡単に切り替え出来ないですよ。

 

にゃ: でも、早く失恋を忘れるには、『新しい恋』が一番よ。

わ:  それは・・・分かります。

にゃ: 新しい人で心を一杯にすれば、失恋した事なんてすぐにどうでもよくなるわよ。

わ:  ・・・そう、ですよね!

にゃ: 私は過去の男に興味はないから、次を見付ける方が楽しいと思うわ。

わ:  はい!頑張ります!!

 

にゃ: じゃあ、近日中にこのイタリアンに行きましょう♪

わ:  ・・・・・。

 

 

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